ご訪問いただきありがとうございます。当サイトを運営しているtecです。簡単な自己紹介をさせていただきます。
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tec の経歴概要
- 1984年生まれ
- 工学系大学院を修了後，新卒でスポーツメーカーに研究職として入社
- 約13年間シューズの基礎研究やIoTセンサを使用したデジタルサービスの研究を担当
- 主な対外実績 = 学会発表10件以上，論文投稿5本以上，寄稿5本以上，依頼講演5件以上，特許出願15件以上，メディア出演30件以上
- もう少しビジネスサイドの仕事をしたいと思ったことがきっかけで大手メーカーのビジネス企画兼データアナリストへ転職
- 現在は，自社が保有する大量のデータを社内外向けビジネスに活用する仕事をしています
- MATLABは学生時代から愛用しており使用歴はかれこれ15年以上。現在もほぼ毎日MATLABを使用しています。
MATLAB歴
MATLABとの出会いは大学院の研究室で。それ以来，かれこれ15年以上使用しています。プライベートでもHomeライセンスで使用するほどのMATLAB フリークです。MATLABについての記事はこちらのリンクにまとめています。私の主なMATLABの使用用途は以下の通りです。
四則演算や行列計算などのデータ処理
実験で記録されたcsvファイルやデータベースからダウンロードしたデータなどをMATLABで読み込み，そのデータを求めたい形に演算するために活用しています。例えば，国別・製品別のデータを集計したり，平均を求めたり。readtable関数やgroupsummary関数をよく使います 。
機械学習
Statistics and Machine Learning Toolboxの使用が前提となりますが，取得できているデータから何らかの未知の変数を予測する機械学習モデルの開発に活用しています。例えば，ある部位に設置されたIoTセンサから取得される情報をもとに，製品の故障リスクを予測したり。Statistics and Machine Learning Toolboxの分類学習器アプリ，回帰学習器アプリにはとても重宝しています。
画像処理
画像データは，基本的には行列データなのでMATLABの得意な領域です。Image Processing toolboxを使用して，画像のエッジ処理，セグメンテーション，特徴量抽出，モルフォロジ演算による画像の修正などの経験があります。そうした技術を活用して，機械学習用の画像データの構築，画像から抽出した特徴量と実事象との関係性を機械学習でモデル化するなどを行なっています。
地図データの処理
IoTセンサやスマートフォンのアプリケーションの普及によって位置情報データを扱うことが増えました。そうなると，都道府県別や市町村別にデータを分析／可視化したいなどのニーズが出てきます。そうした都道府県や市町村の境界地図データはshapeファイルなどでオープンデータ化されていることが多く，Mapping Toolbox を使用するとそれらを容易に分析／可視化することができます。例えば，ある事象が頻繁に発生している地域はどこなのか，それはどの時間帯，曜日に多いかなどの分析に活用したりしています。
App Designerを活用したアプリケーションの開発
MATLAB に標準搭載されているApp designer を活用してデータの可視化や簡単な分析を行えるアプリケーションを作成しています。それをMATLAB Compiler を使用してスタンドアロンアプリケーションやWebアプリケーションに変換して社内外に配布することで，データのビジネスへの活用に役立てています。
データベースへのアクセス
アプリケーションから取得されるデータはクラウドサーバーをはじめとする何らかのデータベースに格納されていることが多いと思います。私の会社でもAmazon Web Service(AWS) を活用しています。Database toolboxを活用すると，MATLABからデータベースにアクセスしてダイレクトにMATLABにデータを読み込むことができ，データ取得を効率的に行うことができます。
Production Serverを活用したPower BIとの連携
データを社内共有する際などにBIツールを使用されている企業も多いと思います。私の会社も漏れなくそうです。MicrosoftのPower BIを使用しています。簡単な計算はPower BI上でもある程度はできるのですが，もう少し高度な処理はMATLABに頼るしかありません。現在は，MATLAB Production Serverを活用し，データベースからのデータ取得，演算処理，Power BIでの可視化を一気通貫で行える仕組みの構築を行なっています。
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